ルアーの名前【Labo Letter vol.4】

自分で作ったルアーに名前をつけるのが苦手。
同じ形のルアーを何度も作ることはほとんどないし、気取った名前をつけるのも恥ずかしい。

一応、10年くらい改良を続けているルアーはあるけれど、満足の行くアクションが出ないので名前をつけるまではいっていない。

そもそもパクりばかりでオリジナルのルアーを作ることがあまりなく、そんなルアーに名前をつけるのもどうかと思ってしまう。

そんなわけで、大学のころからダシヨさんのファーストインプレッションで名前がつくことが多い。

“ハイキング” (ダシヨさん命名)

元ネタはマディウォーターズのピクニック。
探してもボックスから出てこなかったためこんな画像しか無かった。

“Kさんぢゃないよ”(同じくダシヨさん命名)

元ネタはミキスケ&ハニーのこざかなさん。
「ぢゃないよ」なルアーのせいで道楽とズイールがけんかになった話を聞いたことがあるが、私と中村さんは特に面識も無いので大丈夫。

八郎潟のアシ際でテーブルターンさせてよく釣れた。
オリジナルの真骨頂であるただ巻きはイマイチ。

“ンーマウス”

これは珍しく自分で名前を付けた。
元ネタはバドジョイのヌーマウス。
ルアーしりとりの最終兵器として使おう。

アメリカのオールドルアーカタログを眺めていると、機能や形から直球のルアーが多い気がする。
なんちゃらウォブラー、ウィグラー多過ぎ。
それほどあのアクションは当時センセーショナルだったのだろう。
この辺りも考察を、と思ったがあまり知識も無いのでやめておこう。

と、ふと疑問に思う。
プロのルアービルダーの方はどのタイミングでルアーに名前をつけているのだろうか?
もちろんいろいろあるだろうが、このルアーの名前の由来は?
機能なのか?形なのか?いつ名前がついたのか?
そんな観点でルアーを考察してみるのも面白いかもしれない。

これは名前が先に決まって作ったパターンの”ソリラー”。
よく釣れるらしいと評判になっていたドリラーと反りトンボを合わせたらどうなるか?というダシヨさんの案から作られた。

写真はオリジナルサイズ。
ボッコムのタマゴ丸呑みフロッグカラーをもとに、カエルをアングリングネットのマスコットナマズにした。
思うがままに作ったら40gくらいになってしまったが、ソリラースリムもある。

お腹は白のラッカーが乾く前に、缶をあえて振らずに粒子が粗いままの黒を吹いてナマズっぽさを出している。

フロントのビッグペラも自作で、オーバルホール搭載。
アクションは、ただ巻きでカタカタ音を出しながら縦揺れし、首振りもいい感じ。
自分ではウシガエルしか釣れなかった。
(編者注:私はバス釣れました)

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