トラディショナルなバスプラグの外観のエッセンスを、シーバス用のプラグにミックスさせたRever’s craft。
ずっと気になってたのを、新作Lapel 100のカタチが気に入って手に入れた。
細部まで抜かりのない作り込み。
トップコートの均一さに独特の表情がある。
バシッときまったレッドヘッドは、とくにホイルフィニッシュとの境界線に
見るべきものがつまっている。
という感じがある。
このカラーのための愛嬌あふれるめだま。
あと、そのまわりのアイシャドウの黒が、控えめに、濃く塗られているところがいい。
フックが付いていないので、マスタッドのダブルフックを装着してお風呂で泳がせてみた。
この手のバスプラグは、小さな入力で、もぞもぞ、ひらひらとするものが多いが、そこはシーバス用の設計、まずは泳がせる前提になっているみたい。
短くジャークすると音を出しバブルをともなってダイブ、
止めるとボディを揺らしながら浮上する。
これだけでかなりいい。
バスポンドに投げるイメージが湧いてくる。
ダイブした後のトゥイッチでみせるイレギュラーな動きも魅力的で、不安定な体制からでもパフォーマンスを発揮する。
制御可能な暴走は、厳しい環境下の使用もある、シーバスプラグならではかもしれない。

去年は夏ごろから仕事に忙殺され、釣りはほとんど行けなかった。
年賀状もまだ出せていないけど、あと少しふんばればリリースされるはず。
魚信が伝わる快楽を知った最初の原始人のように、衝動に身を任せ、暴れるように釣りしてみたい。