気が向いたらプラグ作り【Labo Letter vol.2】

自分がルアーを作る上で大切なことは何よりもやる気。
2番目は妥協。

これがなかなか難しい。


工程にもよるが作り始めから完成まで少なくとも1ヶ月くらいかかるし、セルロースで下地を作ろうとすると毎日ディッピングしないとひび割れてしまう。
その間に発生するトラブルにめげず、モチベーションを維持しながら、生活の合間に作業時間を確保しないといけない。

そこでいつでもルアー作りに取り掛かれるようにしている。
我が工房では気が向いたらすぐに木が切り出せるし、穴も開けられる、色も塗れる。
むしろルアー作りより工房作りに精を出している感もある。

比較的整理された状態の工房

ただ問題は気が向くタイミング。
大抵釣りの予定が入り、イメージが具体化してきてルアー作りの気分が盛り上がってくる。
そしてその時点で釣りまでの残り日数は製作には足りない。
設計からカービングくらいまではきちんとやりたいので後工程に皺寄せが行くことになる。

こうして塗り、仕上げに妥協をして雑なルアーが出来上がるのである。

雑なルアーの例

written by Hosomi

気が向いたらプラグ作り【Labo Letter vol.2】」への2件のフィードバック

  1. ラボレターかな?いいタイトルがついて、楽しみが増えました!!
    理解は足りていなくても、細部の一つ一つに思いが詰まってそうで、見てるだけでワクワクします。
    あのルアーがココから生まれたと思うと、ドキドキします。
    続きがますます楽しみ♪ ありがとうございます!

  2. >ぽーるさま
    コメントありがとうございます!
    思い以上に、「ああっ!(失敗)、まあええか、、、」がたくさん詰まっています。
    大学の時の方がクオリティは高かったですね。

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