reported by dashiyo
【前編】からのつづき
3.ザラⅢ
で、ウォーキング・ドッグ・アクション。
ペンシルベイトを表現する時にたびたび使われる言葉だが、ペンシルベイトはその直訳どおり、犬が歩くように、ただ首をふり、よたよたふるまっていればいい、というものではないのだ。かんじんなのは意訳するということの方で、じつは複雑な動きをしているのだが、その複雑さをどれだけ自然に見せられるかなのである。
羽鳥しづを『気が向いたらプラグ作り』(アテネ書房、1983年)より
この文章は、ザラⅢ、またインナーハンドW.B.を完成させた後に書かれたもの。
「犬が歩くって、どういうことだろうね」からスタートしたペンシルベイト作りが成果を結び、「意訳」が大事だと表現してみせる羽鳥さんの言葉は自信に満ちている。